代々木ではたらく

これからの働き方を考える

テレワークで水を得た魚が暴れ出す、

こんばんわ、よしけです。渋谷の奥の方にある事務所でブログを書いております。渋谷駅はよくTVの中継で報道されていまして、ここ最近の流行病によって外出自粛が進み、人通りがだいぶ少なくなっています。それでも地方からすれば、数人が道を歩いているだけでも「人いるやんけ」って感じでしょうけど。新宿の歌舞伎町もそうですけど、あれでもめっちゃ減ってるんすよ。でも、事務所のそばの代々木公園付近は普段とあんまり変わんない感じで人います。こんな状況でもみんな通勤してるんやなーって感じです。スーパー有事のはずなんですけどね今。

何かのデータで時差とテレワークできてる会社は全体の10〜20%しかないっていうのを見ました。めちゃ少ないですね。僕の近くではかなり多くの人がテレワークになっています。健康やストレスに良い効果が見込まれる反面、同僚の監視下からはなれ自由の身になった結果、水を得た魚が暴れだしました。普段は出勤さえすれば仕事をしたことになっていた人たち。テレワークでは出勤はありません。オフィスチェアに座ってPCに向かいさえすればOKな状況が一変しました。自宅勤務では、何かしなければ存在感を示せません。具体的な成果が求められた結果、ガタガタと暴れ始めます。言わなくていいこと、やらなくていいこと、無駄に仕事らしきことをやり始め、他人の仕事にチャチャを入れていきます。なんということでしょう。「テレワークになったら忙しくなった、ワッハッハ〜」とか言いはじめる始末です。仕事は価値を出すことが目的で、口を出すことが目的ではありません。これもテレワークの弊害です。webカメラをONにしてもマイクはOFFでお願いいたします。そんな仕事しなくても誰も文句言いませんよ。大丈夫です。解雇されてからガーガー言っても遅くないです。お金もらえます。安心して休んでください。Netflixどうぶつの森をお勧めします。沼はコチラです。

 

本当の情報を見極める

日本医師会や山中教授をはじめ、ツイッター民のみなさま、たくさんの人たちがもう「もうアカン、緊急事態宣言出してぇ〜な」って言っているにも関わらず安倍首相は「まだ出す状況ではない」の一点張り。感染者数が2万人行っても「ギリギリのなかのギリの状態」で通すんじゃないかなーと思っております。宣言出せない理由はリーダーシップの欠如が一番なのですが、おそらく経済政策的な方面のからの横槍と、保障費用を出せない&出したくない。というところでしょうね。そして日本ならではの希望的観測。日本人は不思議な力で守られているから銃弾にはあたらないというやつです。とはいえ、世界の感染者数が100万人を超えるにも関わらず、日本国内はまだ3000人となんか異常な少なさですよね。いろいろな説がありますが、確実に何か理由がありますよね。もしめっちゃ過少評価&隠蔽してるとしても、隠しきれないラインってあると思うのですが。いろんな情報がですぎていて、何が嘘で、何が真実かまだまだ全く分からない状況となっています。

 

今、コロナ関係の情報をみんな欲しがっています。本当のことを。TVやラジオ、新聞、雑誌、web、無数のYutuber、噂。本当におびただしい量の情報が飛び交っています。その中から何の情報を取り、何の情報が本当のことなのか見極めるのは至難の技です。一次情報だって真実かどうかはわかりません。大量の情報の中からどれを取るか選択して、事実、感想、予測、予想、デマ、希望、真実に振り分けていくことはもはや無理です。しかも、もし真実をつかんだとしても時間が経てば状況が変わってしまうかもしれません。観測した情報も変化します。もはや、情報を取捨選択をするのではなく、一旦全部受け取ってその全体像をぼんやり把握して方向性を見るということをした方が良いと思っています。1つ1つのディテールに一喜一憂するのではなく、ざっくりと全体がどちらに向かっているのか認識する。また、たくさんの情報を取ることで共通点を見つけたり、クロスするポイントを見つけられることでしょう。

 

ちょっと話はずれますが、昔からあるパズルにお絵描きロジックというものがあります。

お絵かきロジック - Wikipedia

格子状のマスの縦軸、横軸に数字が並んでいて、数字の集合をヒントに縦横がクロスするポイントに色を塗っていきます。1つ1つはただのドットですが、全ての数字のクロスポイントを塗りつぶし、それらが集合したとき、1つの絵が完成します。これが、たくさんの情報を総合的に捕らえたときのイメージに近いと思います。1つ1つの情報では判断できないし、1つ1つの情報で決断しない方がいいでしょう。Aという情報が出てきたとき、正誤のジャッジは一旦せず、なぜそのタイミングなのか?誰が何のために出した情報なのか考え、受け取った人がどう思いどう動くか想像します。次にBを見て照らし合わせる。Cも見る。共通点は何か、逆に抜け落ちてるものは何か。そうやって自分だけの情報に磨き上げ、強化していきます。とにかくたくさんの情報を取得して、1ドットずつ埋めていく。その集合で物事を浮き彫りにする。質が高いと言われる情報ですら、怪しさを醸し出す現在における、情報の使い方の1つだと思います。

 

ただ、1つだけ欠点があるとすれば、今の情報ってマイナスの情報が多すぎて、気が滅入るってことですよね。本当にダウナーになる。自分はストレス耐性強くて、全然落ち込まない、常に前向き、って思っていてもどこかで暗い気持ちが芽生えてしまいます。気づけば下向きなことばかり考えてしまいます。いろんな情報を取った結果、どうやらこれはよくない方向に進んでいる、という結論を得れば誰だって気が滅入ります。何か楽しいことを考えていきたいですね。