代々木ではたらく

これからの働き方を考える

本屋さんだいすき、

本屋さんおすすめ。

 

皆さんは本屋さんに行くだろうか?僕は本屋さんが好きで、暇があれば本屋さんに行く。仕事が2h空けば映画、30分空けば本屋さんだ。最近は移動の都合上、新宿の大きい本屋さんが多いのだけど、実は駅の中にある小さい本屋さんが大好きだ。狭いスペースの中に、絶妙なチョイスで本がぎっしり並んでいる。駅によって置き方が違ったり、どのジャンルが多いかなど個性がある。それが面白くて駅に本屋さんがあるととりあえず一周する。僕が一番好きだったのは二子玉川の改札の中にある本屋さんだ。以前、住んでいた地域で、よく本を買っていたし、ラインナップも並べ方も好きだった。電車の待ち時間にサクっと寄ったときにいい本に出会える確率が高かった。

 

今日もさっき、新宿のブックファーストに行ってきた。僕のカバンにはいつも2〜3冊の本が入っていて、本屋さんの帰りはもう2〜3冊は増える。パソコンも入っているので、とても重くなる。帰りの電車で新しい本を読むのが好き。幸せな時間だ。

 

漠然と流す

本屋さんには週に1回は行く。降りた駅に本屋さんがあるととりあえず1週するので、多いときだと週に3〜4回は本屋さんに行く。ネットで何でも調べられる時代なのだけど、本屋さんはとてもとてもいい。ネットで調べるときは、ある目的を持って調べる。検索窓に自分でキーワードを打ち込まなければいけないし、そのキーワードの周辺しか出てこない。かたや本屋さんは、適当に歩くだけでたくさんの情報にふれられる。電子辞書より、分厚い紙の辞書がいいのと同じだ。自分の想いも寄らなかったこととか、全然興味のないジャンルとか。ごちゃまぜになっている。絵本コーナーとか本当に面白い。こどもいらないとか言って疎遠になっているひとも是非行くといい。きもちのいいノイズ、知らないことすら知らないことがきっとある。週に3回行ってもあるんだから、明日行ってもある。テレビをザッピングするより本屋さんをザッピングした方が楽しいよ。自分のペースで好きなフロアを流せばいい。

 

存在を知っておく

本屋さんのフロアを適当に歩き回っていると、手にとりたくなる本がたくさんある。表紙にひかれるし、タイトルにひかれる。とにかく目についたものを手当たり次第めくる。パラパラ、パラパラ。1冊5秒とか10秒とかパラパラめくる。少しでもいいなと思ったら30秒とか。たくさんの本をめくっておく。買わないけど(店員さんごめん)。でも頭の中になんとなく入れておく。いつか、仕事とかプライベートとかで必要になったとき、あの本屋さんのあの場所にあったなと思い出せるようにしておく。本に付箋を使うように、本棚にも付箋を張り、本屋さんにも付箋を張る。そうしておくと、いつかなにかに使える時が来る。それをどんどんストックして行くのだ。

 

お勧めの本

最近読んだ本でおすすめの本が1冊ある。誰かに言いたくて仕方がない。これいいよって言いたい。感想とか言い合いたい。だけど、僕が他人から勧められて面白かった本は今までで1冊もない。だから誰かにすすめることがどうしてもできない。本は出会いそのものだと思う。人と人が出会うときにタイミングが重要なように、本にも出会うべきタイミングがある。それは個人個人それぞれ最適なタイミングでなければ、いい本だなと思うことはないと思う。だから、あの本にみんなそれぞれのタイミングでたどり着いてほしい。そして、いい本だな〜ってみんなに思ってほしい。いつかどこかでぼんやり共有できたらうれしい。

 

今欲しい本

最後に僕が今欲しい本を紹介したい、防水の本だ。お風呂で読みたい。電子書籍に防水のものがあるらしいのだけど、僕は紙の本が読みたいんだ。誰かビニールっぽい素材で本をつくってくれないかなーと思っている。本屋さんの一角に防水コーナーをつくってほしい。僕は電子書籍がとにかくだめなのだ。がさばらないし、持ち運びやすいし、とても便利だと思うのだけど、どうしても欲しいと思えない。紙の本至上主義と言われても仕方ないかもしれないけど、特に理由とかなく、好みの問題だと思う。だから防水の本、だれか一緒につくりません?

 

今夜も寝る前に少しだけ、本とビールでBBタイムです。