代々木ではたらく

これからの働き方を考える

経験値の利子、

明日よりも今日の方が価値がある。 

 

今日の東京はとても良く晴れ、気温が上がった。全国的によい天気だったようだ。この季節のお天気は本当に気持ちがいいものだ。

秋の忙しい時期が少し落ち着いてきている。9月は本当に忙しく、今まで仕事をやってきたなかで一番きつかった。忙しさがどんどんエスカレートしているのか、それとも自分の体力が落ちて、今までと同じパフォーマンスを出すことが難しくなっているのか。定かではないが、まぁそれの両方だろう。これから同じ仕事をするのにも、更なる熱量が必要だと思うと少し気が滅入る。経験値をつかって楽に仕事ができるようになるのが先か、時間経過とともにパフォーマンスが落ちるのが先か、戦いの日々である。

 

明日できること

そんなことを考えていたら、ふと新卒で入った会社にいたとき、30代の先輩が「明日できることは明日やる」と言っていたのを思い出した。20代のありあまる体力が落ちてきて、働き方を考え始める年齢だった。僕もその年齢になってきている。悲しいね。今日やることはほどほどにして、明日にまわせるなら明日にまわそう。その方がいい。

 

今日やることと、明日やること、どっちがいいのだろうか。 それは明日やっていいなら今日はもう休みたい。もう24時近い。ブログも明日書きたい!たすけて!でもあえて今日やることの意味を考えてみたい。深夜に近づくこの時間、すこしばかりおつきあいいただければありがたい。今夜もよろしくお願いします。

 

今日やる

はやめにとりかかれば、時間をたくさん使える。不明点がでてきり、万が一ミスや不備があってもそれをカバーできる。心の余裕がある状態で仕事に向かえる。

明日やる 

その仕事を明日やれるならば今日はもう休める。きちんと睡眠をとってスッキリした頭で仕事に向かうことができる。今日無理してやるよりももっと質の高い仕事ができるだろう。 

 

今日にはおまけがつく

今日やれることは今日やってしまうことができれば、明日の選択肢が増える。さらなるブラッシュアップをするか、別の仕事をぶちこむか、休んで体力を回復するか。自由に選択することができる。今日頑張れば明日の行動に余裕ができるというのが基本だ。

さらにこれにはおまけがある。今日の行動で得た結果に複利がつく。今日やった行動は経験値となり自分に蓄積する。明日にこの経験値を持ち越し、それを生かした活動ができるということだ。もし今日何もせず一日を過ごしてしまったら、何も得られないうえに、明日役に立つかもしれない知見も逃してしまう。今日得られたかもしれない経験値を持たない状態で明日を迎えることになる。初見プレイみたいなものだ。毎日の蓄積は微々たるものでも、経験値の利子を明日の自分に組み込み、それを元にさらに経験を積むことができれば、よりスムーズに仕事を進められるようになっていくだろう。

 

今日やれることは今日やってしまおう。

でも、できる範囲で、ひとつお願いします。