代々木ではたらく

これからの働き方を考える

楽しい仕事、楽な仕事、

 

みなさんの仕事は楽しいですか?それとも楽ですか?

楽しいか、楽か。その2択に入らないのですが、、という声も聞こえてきそうだけど。言葉遊びみたいな話になってしまいそうですが、少しだけお時間ください。

 

「楽しい」と「楽」

楽しい仕事と楽な仕事、どっちがいいだろうか。同じ漢字を使うのに全然違う意味になっている。一生の中で仕事をしている時間は結構長い。どっちならやってもいいと思えるだろうか?。

仕事が楽しい場合。大量の時間を過ごす、その間が楽しいのはとてもいい。自分のやりたいことができているのかもしれない、しかもお金ももらえる。2つも嬉しいことがある。そしてとにかくムダが無い。うまく行けば起きている時間全てを楽しい時間にすることができる。

仕事が楽な場合。つらいことも無く、難しいこともなく、ストレスもかからない。自分のできる範囲をできる分だけやればいい。簡単だという言葉にもできるだろう。この手の仕事は難易度が低いため仕事の種類も豊富だ。もし辞めても、すぐに別の仕事をみつけることができる。これも結構いい。日々を平穏に暮らすことができる。仕事もすぐ終わるから余った時間で好きなことができる。

 

どっちの仕事がいいか

「楽しい仕事」「楽な仕事」どっちもいいところがある。これは人それぞれ何を重視しているか、何に幸せを感じるかでも大きく変わる。どっちがいいなんて他人が決められることではないと思う。「 楽しい」は主観的、「楽」は客観的だ。楽しいと思えるかどうかはその人次第。反面、「楽」は第三者でもある程度のラインを引ける。自分で仕事を選ぶなら「楽しい仕事」、人から仕事をもらうなら「楽な仕事」がいいということになるのではないだろうか。

 

楽しくて楽な仕事

楽しくて、しかも楽な仕事は無いと思う。「楽しい」という状況になるためには、何か課題があってそれをうまく解決できたときとか、自分にしかできない事があるとか、特別なことをして褒められるとかそういった快楽的要素が不可欠だと思う。これは楽な仕事にはなかなか生まれない要素だと思う。課題が無いから楽で、問題解決しなくてもいいから楽で、みんなできることだから楽なのだ。両者が同時に成り立つことは無いのかもしれない。

 

人生の終わりに

でも残念ながら、楽しくなくて楽でもない仕事はある。つらいのに大変な仕事だ。これは結構やばい。そういう仕事をつくらないでほしい。悲しいよ僕は。 お金がたくさんもらえるのかもしれないけど、これを一生続けるのは本当にもったいない。100歳になって振り返ったとき、仕事ばかりの人生だったけど楽しかったな、とか、平穏に暮らしてこれてよかったな、と、みんなが思えるといい。

 

「楽しい」と「楽」どっちにした?

どちらもおすすめだけど、僕は楽しい方がいいかな〜と思う。良い事、悪い事、いっぱいあった方が思い出にもなるしね。