代々木ではたらく

これからの働き方を考える

持続化給付金と、たなかさんの話、

こんにちわ、よしけです。ゴールデンウイーク真っ最中ですね。緊急事態宣言は5月いっぱいまでの延長戦に入りまして、僕が住む街もさらに閑散としている気がします。静かなのは好きなので良いです。まぁ、人がいなくなったわけではなく、どこかにはいるのですから、Aが減ればBが増える的な感じでホームセンターとかスーパーが混んだりパチンコが混んだりするのはしょうがない気もします。クラスター出てないところは経済を戻さないと、無敵の人が大量発生してしまう懸念がありますよね。どこかが混むっていうのはまだ正常な判断ができていると捉えても間違いではないんじゃないでしょうか。しかしながら、外に出ればマスク率はほぼ90〜100%といった感じで、マスクしていない人の方がマイノリティ。肩身がせまいというか罪悪感すら感じます。僕もあまりマスクしない派だったのですが、マスクしないと写真撮られてSNSに晒されるとのことなのでさすがにマスクを常用しはじめました。今後の世の中はマスクが衣服の一つになって、マスクしていないとやべーやつになってしまいそうですね。そこにはまた違うマーケットが育ちそうな予感があります。

 

さて、キツイことの中にも、すこしの安心材料ということで。中小法人と個人事業主への支援策として、「持続化給付金」が打ち出され、webサイトでの手続きが開始されましたね。弊社も売り上げが50%以上減少になった月がありましたので、早速手続きをしてみました。書類が手元にあれば15分くらいでしょうか。PCに適当に保存していた決算書類と、通帳をスマホで撮影して送るくらいですかね。結構シンプルな手続きで、とても簡単で好印象でした。お役所のなんか面倒でアレな雰囲気は特になく、システムはとても軽快に動いているようです。問題なければ2週間くらいで振り込みとなるとのことで、ありがたいですね。さてさて、これでまた将来の税金が上がっちまうわけですなぁ。このお金をそのままとっておいて税金に補填しても足りない額をあとから徴収されるんじゃないかなーと思います。まぁ、そうやってお金は回っていくものなので、致し方なしですね。お金をどこかで止めないっていうのが重要ですわ。

 

まぁ、持続化給付金って言っても、事業を「持続」させるためのお金というふうに考えないほうがいい場合(事業体)もたくさんあると思います。MAXの200万もらっても数ヶ月収入が0の状態が続けば人件費や家賃、などの固定費ですぐに蒸発します。給料20万のスタッフ5人でも2ヶ月で枯渇です。(あ、家賃はいってないやw)数ヶ月間何もせず、状況が回復するのをただただ待つ。これでは全く意味がありません。もし幸運にも数ヶ月生き延びて、ウイルスの脅威が激減したとしても、この先数年は厳しい状況なのはほぼ確定した未来です。この給付金は今の業態を「持続」させるためのものではなく、別事業に変える、つくる、そのための給付と捉えるほうが良さそうです。持続化給付金のwebサイトにはご丁寧に「事業の継続を下支えし、再起の糧としていただくため、」と記載されています。事業を続けたくば、変化して再起動せよ。と言っていると僕はとらえています。200万で未来型へ再起動。安く見積もられたものですが、でも、今がその時と明確に分かりやすく提示され、しかも200万もらえるのですからラッキーと捉えるほうが生産的でしょう。制限のなかでうまくやりくりするっていうのはわりと簡単だったりしますからね。この機会に変われない業態は200万でゆるやかにソフトランディングしましょう。いいですね。だいぶ明確な未来となってきました。

 

さて、今日の散文は「たなかいも。」という焼き芋屋さんを営んでいる方がおり、その方から影響を受けた文章になります。僕はまったく存じ上げなかったのですが最近知り、本当に素晴らしい方だなと思い、文末で恐縮ですがクレジットとして入れさせていただきました。 

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