代々木ではたらく

これからの働き方を考える

極小企業、弊社の今、

こんにちは、よしけです。オリンピックの延期が決まりましたね。予想はしていたものの、今まで以上に不安定な世の中になっていきそうですね。この決定により日本も大きく舵を切れる状況となり、何か大きな対応がとられるのでは?と思ったのですが、今のところ(3/25昼現在)出てきたのは大物タレントの陽性情報だけでした。そして謎に回復する日経平均。嵐の前の静けさという感じでしょうか。日本にもすごいことが待ち受けている予感がします。そんなことはおかまいなしといった雰囲気で都内では桜が一気に咲きはじめました。僕たちを応援してくれているのか?それともあざ笑っているのか?どんな状況でもブレない自然は強いですね。そうありたいものです。

 

極小企業の今

今日は、広告とエンタメまわりで仕事をしている極小企業の状況を少し書いておきたいと思います。そう弊社です。社員7人と猫1匹。どれだけ売り上げ落ちるのかな。年商でいうと3000万円くらいは落ちるんじゃないかなーと予測しています(金額としての数字は重要じゃないのですが)。それでもまぁ、売り上げゼロでも1年くらいは倒産しないと思うので、ゆっくり時間をかけて世界を見ながら、次の時代への準備をしていこうと思います。どうぶつの森やりながら。めざすのは、好きなことをやってスローな時間をじっくり過ごせるあの世界よなぁ。

 

仕事どう?

新型コロナウイルスの影響がいたるところで噴出している今、みなさんのお仕事の状況はいかがでしょうか?都内ではまだ満員電車が動いているようですので、多くの方々が仕事に出ているのかと思います。弊社はリモートワーク4週目を迎えております。各自PCを持ち帰り、自宅で作業をしてもらっています。週2回の社内会議はスカイプでつないでいますが、若干電波(?)に不安がある感じで、ネットワークが弱いと切れてしまうことがありますね。無料の限界でしょうか。リモートが長期になるようだったら有料の他サービスを検討したいと思っています(zoomは株爆上がりみたいですね)。弊社員さんたちにとってリモートワークはわりとウエルカムなようで定着しつつあります。誰にも監視されず自由に働ける環境は嬉しいものですよね。しかし、長期になるとどんな影響がでてくるかわかりません。個人の素質が大きく影響しそうですよね。一人でもくもくと仕事するタイプにとっては天国、人と顔を合わせながら仕事したいタイプはちょっと辛いかもしれません。また、出社すれば最低限の評価を得られるわけではなく、価値を生まないと評価されなくなります。自由の代償は大きいのです。本当の戦いがはじまりますね。ファイッ!!

 

仕事への打撃

世間では3つの「密」が集まるところが避けるべき場所とされ、先行して打撃を受けているようですね。密閉空間、密集場所、密接場面です。イベント、コンサートなどがまず中止になっていき、飲食業界でもかなりお客さんが減っているとのことです。(この機会に予約の取れないレストランに行けるという不届き者も発生していますねw)弊社でも、まずそういったところから影響が出始めています。弊社ではライブや舞台、イベントの仕事が全体の30%ほどあり、2月後半以降で中止や延期が相次ぎ、新規の仕事がほとんど入ってきていません。一部オンラインイベントに切り替え開催するところもありますが、そうできるところは本当に少数です。人が多く集まる要素のあるビジネスは最低でも半年くらいは復活しないんじゃないでしょうか。オリンピックが延期になりましたから、より活動しずらくなっていくかと思います。

 

広告への影響

弊社仕事のもう1つの軸が広告畑です。企業や個人の活動を世間に広めたり、商品の魅力をたくさんの人に伝える仕事をしています。これがメインの仕事で、全体の売り上げの半分以上をつくっています。3月末の今、広告の仕事に大きな落ち込みはみられません、あくまでも現状は。ウイルスが蔓延する世の中でも経済活動は続いていて、大変な状況の中でもたくさんの企業が工夫と努力で頑張っています。それをサポートしていくのが僕たちの仕事なのですが、この分野に陰りが出てくるのは少し遅延がありそうですね。しかし、じわじわと感じていくでしょう。オリンピックが1年間延期することで、各企業への影響、経済活動がどうなってしまうのか、全然見えなくなってしまったように思います。悲観、楽観、両方の感覚が僕にはあります。広告は様々な分野のビジネスが使いますから、良い分野も悪い分野も出てくるはずです。

 

ネットへシフト

ウイルスが蔓延してひきこもり推奨の世の中になる前から、ネットをつかった仕事にシフトしていく流れがずーっとありました。弊社はまだそれを実践できていません。対面で打ち合わせをして、オーダーメイドで成果物を作っています。ストックや、デジタル資産もほとんどありません。もちろん仕事をする上でインターネットは欠かせないものです。それによって大きく恩恵も受けています。ネットがなかったら作れていなかった売り上げはかなり大きいです。しかし、まだ補助的な部分でしかインターネットを使えておらず、今後の課題としてずっと放置してしまっていました。既存の仕事が減っていき、他のことに使える時間がたっぷりできるこのタイミングに、オンラインをメインにした仕事にがっつり取り組みたいと考えています。あまりビジネスライクにならず、遊びと学びの延長としてやってみようと思っています。いろいろなことをリセットして、新しい世界をつくっていこうと思います。