代々木ではたらく

これからの働き方を考える

流行病で未来が加速した話、

こんにちは、よしけです。

よく晴れた代々木公園のそばで、とても久しぶりにブログを書いています。先日3月14日に観測史上最も早く桜の開花宣言がありました。春はもうすぐそこですね。みなさんいかがおすしでしょうか?新型コロナウイルスが世界各国にひろがり、連日大変な猛威を振るっていますね。日本はオリンピックの開催が予定されている手前、鎖国するわけにもいかないし、大胆な宣言も出せないし、患者数を正確にカウントすることもできないようですね。なかなかの歪みっぷりです。オリンピックの動向が決まり次第、正確な患者数が露呈し、日本も色々な対策がガンガン取られて行くのではないかと予想しています。緊急事態宣言が出されれば、各都道府県ごとに対策が取られ、それぞれの場所が孤立してしまうことも想像できます。買い物とか普通にいけなくなるかもしれません。そうなると経済はさらに落ち込んで行くでしょう。何が本当の情報がわからないことを念頭に、個人としてあらゆることを想定しつつ落ち着いて生活していきましょう。幸い時間はたっぷりありますからね。ネットフリックスでも見て、ゆっくりやりゃいいんですよ。

 

未来が加速した。

弊社でもリモートワークが施行され社員さんたちはみんな自宅で仕事を行っています。大手企業でも多くの会社がリモートワークとなっているようですね。巷ではラップトップのPCが爆売れし、モバイル環境構築のための商品や広告がおおく見られるようになりました。中国なんかのリモート関連のテクノロジーもすごいですよね。床屋さんなんかで長い棒の先にハサミつけたり、糸電話で話たりして笑。ってのは冗談ですが、リモートで車運転したり、医師がロボットで回診したり、リアルタイムで患者をマップに表示したり。日本全然やってないやん!ってのが浮き彫りになってしまっています。日本のテクノロジー屋はなにやってんだか、、。負けまくりですね。

 

本当に実力があるものだけが残る。

リモートワークが一般的になってくると、結局、広いオフィスなんていらんかったんや、、。というのがバレる&本当に働いていたやつと適当にやってたやつの差が露呈します。「会社じゃないと仕事できない」みたいな人もいますが、本当に成果あげられる人はどこだって成果出しますからね。何時間デスクに座っていたかなんて問題にされず(できず)アウトプットだけが評価の対象になります。本来それでいいはずなのですが、日本的ウエットな仕事環境だと長時間働いたやつが偉い風潮や、なんかいいやつだからOK、可愛いからOK的な甘々な評価が下され、ナアナアで運営されていたわけです。社員はファミリー的な考え方は景気が良い時代であればどんぶり勘定で儲かり、それで全く問題なかったわけですが。景気が悪くなると一気に態度は反転します。ウエットで温暖な環境がコロナウイルスにより一気に干上がり、スーパードライな世界に変化してしてしました。実力のあるものはさらに実力をつけ、ぬるま湯に浸かっていた人は氷水に転落していきます。この変化はもっと緩やかに3〜5年くらいの時間をかけてくると思っていたんですけどね。

 

最適化される時間。

とはいえ、仕事ができる人たちにとっては夢のような環境が高速で整いつつあります。インターネットは爆速になり、ちょっといいPCがあればどこだって仕事になります。それに政府が引きこもりを推奨し、会社もリモートGOGOとなれば鬼に金棒です。通勤時間は数秒になり、ちょっと集中が切れれば即休憩。嫌な上司の目も、セクハラ、パワハラもなくエアコンの温度も自由自在、音楽やラジオだって思いのままです。誰にも邪魔されることのない時間。クリエイティブな仕事をする人たちにとって最適な環境ではないでしょうか。個人の力はより仕事に生かされ、仕事が捗ればまた個人をパワーアップさせていくでしょう。個人の時間と仕事の時間の融解させることで人生のベクトルを揃え、より効率的に最適化された時間を生きていけるでしょう。小粒でも強い、そんな個人が完成していきます。会社や組織に属すかどうかなんて些細な問題ですよね。どこだっていつだって1人で価値を生み出せるわけです。

 

資本主義が終わることについて。

資本主義が終わるーなんて言われていますね。いうてもそれなくない?って僕は思います。価値あるものを持っている人が強いなんて当たり前と言うか。それはどの時代も普遍と感じます。だったらなんで資本主義終わるなんて言うんでしょうかね?と漠然と思っていました。それを少し実感したのはビットコインの動向でした。ビットコインが一時期200万円くらいになった時、どう感じましたか?ここで売れば200万円です。売る?売らない?ビットコインが値上がりする仕組みって、みんなが現行の通貨をどんどんぶっこんでいってどんどん金が集まっていって、今抜ければその集まった現金の山から200万支払われます。そうするとその山の現金が少し減って次に抜ける人は190万です。次に抜ける人は180万。って具合に、抜けるたびに減額されながら支払われていきます。人が抜ければ抜けるほど山の金は減る。いつ抜けるか?そこにいる全員に200万が支払われることはないわけです。そんな金はないわけです。でもビットコインが200万になったとき、そこにいる全員が200万持っていると錯覚します。手元のスマホに200万って表示されます。上がりまくった株も同じ。全員にその金額が支払われることはありません。早めに抜けたやつ、ここが山の頂点だと察知した有能者だけがその200万を得て、それ以外は完全な幻想を喰らうのです。みんな自分は金もってると思い込んでるんですよ。その状態で日々活動しているんです。見えていた現金は底上げされた金です。風船です。中身なんて何も入っていないただのハリボテ。それが資本主義の正体であり、棒でつついたらシューーーって空気が抜けてそれで終わりです。知らんけど。

 

でも大丈夫。そんなに金や労働は重要じゃない。

奇しくも流行病によって未来が加速し、5年先くらいを一気に先取りするかたちとなったのではないでしょうか。景気は後退しまくり、個人は孤立。国内のテクノロジーはそれほど育たず、飲食、サービス業は壊滅。でもいいんですよ。少子高齢化が確定している日本の未来は結局こうなる未来だったわけですから。5年間の時間が儲かったようなものです。年齢そのままで5年先の未来を見られるなんて安いものでしょ。ここから。ここから未来を生きていきましょう。幸いここからの時代は従来ほど辛い思いをしなくても生きていけますよ。安くていいものはもうすでにたくさんあります。お金はそれほど必要ありません。ファストフード安い。ソシャゲ安い。服安い。家賃安い。もうみんな安い、そして無料です。それをちびちびやっていけばだいたい幸せです。よく考えてみて、お金があるから良いってそもそもおかしいですよね。数字です。お金の本体を見た人は誰もいないのです。実態はありません。みんなで仲良く窓を開けて歌を歌っていればいいのです。それは現実の喜びなのです。