代々木ではたらく

これからの働き方を考える

AirPodsProで感じる未来、

こんばんわ、よしけです。東京はよく晴れて風もなく、おだやかな土曜日がひろがっていましたね理想的な休日というやつです。天皇陛下即位パレードを明日に控え、都内は警官があちこちにスタンバイしている状況です。明日も穏やかな一日になるとよいですね。本日の僕はめずらしく外での仕事となっており、早起きをしてリングフィットアドベンチャーをやりバタバタと出発しました。出発時間に追われていた僕はいつも持って出るAirPodsを忘れてしまったのでした。 

 

AirPodsがないと1日中耳がお留守の状態で暇を持て余してしまいます。最近AirPodsをProに変更したばかりで、それはとてもとても愛用していた矢先の大失態です。AirPodsProみなさん体験しましたか?僕にとっては初のノイズキャンセルでその効果にとても驚いてしまいました。ノイズキャンセルをONにした瞬間、周りの雑音がスーーーンって静かになります。10聞こえていた周りの雑踏が、3くらいになるイメージでしょうか。タクシーにのっていると運転手さんのやさしい声は聞こえなくなるくらいでして、「お客さん、ここ曲がりますか?」とか聞こえません。すんげえええええ〜〜〜。AirPodsPro。で、たまに運転手さんなんか言ってないかな?と思ってノイズキャンセルOFFにすると、スーーゥーわあわざあふぃおあごいなbが〜〜ってな塩梅で周りの雑踏が復活してきます。AirPodsをはずして何もつけていない感じの音量まで周りの音をキャッチし始めます。すんげ〜〜〜!。ノイズキャンセル初体験勢としては本当に感動モノで、いろいろな場所でノイズキャンセルのON /OFFを試しています。スーーン。おお〜〜〜。スーーーン。おお〜〜って。

 

ノイズキャンセルした状態で音楽を聴くと、それはそれは幸せな時間が流れます。日々の激務でボロボロになり、夜のタクシーで現場から現場を移動するとき、光の玉で埋め尽くされた東京の街と優しいBGMでうとうとするのが幸せでなりませんよ。頭がぼ〜っとして睡眠に落ちるか落ちないかをいったりきたりするのが気持ちよくてなりません。これは夢か幻か。都内から全然出られない。どうしよう。でも、今晩はAirPodsを家に忘れていてその幸せを受け取れないなんて。とても悲しいです。

 

僕のようにAirPodsProが初めてのノイズキャンセル体験だという人も結構いるんじゃないでしょうか?そして、僕のように耳のコントロールに感動しているんじゃないでしょうか?ノイズキャンセルはただ良い音を聞く装置ではないと僕は思っています。耳を自由にコントロールできるようになる、その1歩目だと思います。これからは、自分が必要な「音」を選んで取りに行けるようになるのです。今までは耳は外に向けて常に開いていました。脳である程度の取捨選択していたとはいえ、基本的に外界の音は全て体内に入ってきてしまいます。それをノイズキャンセル技術で自由に選べるようになる。今は外の音を遮断するだけかもしれませんが、そのうちにもっと細かくカテゴライズし選択できるようになると思います。たとえば、人の声だけ聞く、鳥の声だけ聞く、工事の音は遮断する、自分に話しかけられた声だけ聞く、今日の予定に関係あるものだけ聞く。自分にとって利益になるものだけ聞く。などなど、聞く範囲の選択だけにとどまらず、本来なら人の耳では捕らえられない微細な音や、超音波、動物語の通訳などさまざまな音を解析し、仕分けることができる。耳の機能を大きく拡張していく可能性を秘めているのではないでしょうか。

 

すでに耳の拡張は始まっていて、実際に僕はAirPodsProを1日中つけている状態です。音楽を聞いたりYouTubeを見たり、そのまま電話を受けたり、ボイスメモをしたり、ただ静寂に包まれて落ちついたり。何を捨てて、何をうけとるのか。耳の機能を自分の意思でコントロール出来るようになる入り口がこのAirPodsProなのだと思います。ここまでは聴覚の話ですが、これを視覚に応用するともっと面白い世界が広がっていきます。目のノイズキャンセルです。あーすごいですね。やりたいでしょ。見たくないものは遮断できるんですよ。街を一旦全てグレーアウトして、自分の好みの女性だけカラー表示したりできるんです。視覚の機能も自由にコントロールできる世界がもうすぐそこまで来ていますね。僕は視覚の方にかなり入れ込んでいる人生なのでどちらかといえばそちらをたくさん語りたいのですが、それはまた別の機会に。

それではまた。