代々木ではたらく

これからの働き方を考える

生産性を上げるには、

日本の労働生産性の低さを表したグラフがTwitterで話題となっている。

生産性ってなんなのか、自分は生産性が高いのか、低いのか、どうすれば生産性が上がるのか。土曜日だし、軽い感じで基本に戻って考えてみたい。それでは今日もよろしくお願いします。

 

生産性ってよく言われているけど実際のところどういうことなのだろうか。僕は「コスパ」みたいな感じかなと漠然と思っていた。個人的には「コスパ」って言葉は好きじゃない。「コスパコスパ」いう人たちのトータルのパフォーマンスが全然良くないからだ。ある一部しか、ある角度からしかパフォーマンスが向上していない。全体でみたらコストに対するパフォーマンスは低下しているぞ、エナジードリンク飲んでるそこの君だ。

生産性を調べると、ざっくりはインプットに対するアウトプットの量ということだ。投入した資源がどれくらい有効なものとして出せているか。働いた時間あたり、どこれくらいの価値を生み出せるか。投下した資金にたいしてどれくらいリターンを生めるか。いかに少ない資源で大きく結果をだすか。一番生産性の高い活動は「詐欺」だという話を聞いて笑ってしまった。違いない笑。

 

生産性を上げるには

生産性を上げろーとかいいながら長時間働いているのは本当に意味が分からない。まったく逆行していると思う。生産性を上げるには、インはそのままでアウトを増やすか、インを減らしてアウトは一定を守る。なのであって、インを増やすという方向は基本的には愚策となる。インを増やして、アウトも増やしていたら生産性は何も変わらない。インだけ増えてアウトはそのままだったら目も当てられない。ムダに疲弊するだけである。日本の状況はこれに近いのではないか?と思う。生産性上がらないけど残業代はもらえるなんて状況だとしたらヤバすぎる。日本は下降の一途をたどる。

 

ある一面だけの効果

もし幸運にも生産性が上がったとしても、すぐに経済は良くならない。僕が「コスパ」に感じていたある種の無力感のように、トータルで見ないと本当の成果(経済効果)は計れない。生産されたものを消費する側がいないと循環しない。もし短時間で、安くとてもいいものをつくっても、それを欲しいと思う人がいなければ、「生産」自体が「生産性」のないものとなってしまう。単独では生産性が高いかどうかは判断できない。これは人口問題にも繋がっていたりするので、また後でゆっくり話題にしたい。国内だけみていたらもうダメってこと。

 

KUFU

生産性を上げるには、まず生産活動自体を少なくすることに勤めるべきと思う。少ない時間、少ない資金で最大化することを考える。これが生産性を高めるシンプルで強力な方法だと思う。少ない資源だと工夫が生まれる。短時間で決着をつけるには?低資金で最大限のリターンを得るには?かつて日本はそうやって工夫に工夫をして、知恵を絞って発展してきたのではないか?縛りプレイは最高なのだ。

 

それでは聞いてください。

RHYMESTERで「K.U.F.U」

 

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まず休日からカレンダーに入れてしまおう。

そして、自分の時間をつくって、勉強して知恵をつけて、工夫工夫!。

今日もありがとうございました。良い週末を。