代々木ではたらく

これからの働き方を考える

クルマ、家、こどもたち、

2019年、あけましておめでとうございます。今年も適当にブログを更新しますので、よろしくお願い致します。関東はとてもよく晴れていて穏やかな年明けになりましたね。うれしいです。僕は31日、1日と東京を離れ、関東平野の隅っこにある実家の方に来ております。毎年年越しは友達の家でと決まっていて、高校生の頃からの恒例行事となっています。高校を卒業してもう、15年を越えているのですが、本当に遠くまで来たものです。でもずっと友達でいてくれて、お正月を一緒に過ごしてくれます。いい仲間をもったものですね。僕は本当に人に恵まれています。ありがとう。ありがとう。

 

で、地元で仲の良い友達が3人いるのですが、3人ともクルマ、家、こどもを達成しております。大成功です。本当に嬉しい。みんなちゃんと大人になって、命を引き継いでいくという人類としてやるべきことの一つをバッチリ達成しています。すごい。本当に。年賀状がこどもの写真であふれていて、印刷業者やプリンターの質の話題で盛り上がるわけです。春から幼稚園だーとかね。家がいついつに完成するーとかね。僕はまだまだ東京でふらふらしていて、スマブラなんかを一生懸命やって、プレイ動画まで作ったりしているわけです。僕をいれたこの4人のなかでスマブラをやっているのなんて僕だけですよ。あーまったく。みんなやろうぜ。

 

東京はすごい、地方は衰退。そういう構図でやっていたはず(?)なのですが、いったい本当に衰退してしまったのはどっちなんだろうか、、と思ってしまいます。東京で謎の競争に巻き込まれ、戦国時代やー!!なんて言って日々の時間を仕事に投入しまくって何が得られたのでしょうか?命を削って稼いだお金で何を得るのでしょうか?クソ狭くて庭もない駐車場もない家賃の高い集合住宅でしょうか。オシャレで深夜まで明るいお店?毎日のイベント?意識高い知り合い?食えないデジタルデータ?見栄はって、高いものを高いという理由で買う。飾る。マウントをマウントで返す。中身のない側面だけのものでも価値を見いだしてしまうのが人間の性質のひとつなのかもしれませんね。そんなこと言うなら、もはや人類に進化も進歩も必要ないのか?というとそういうことを言いたいのではありません。時間の使い方、まず何を第一にしているのか。我々の本当の目的は何か。目標ばかり追いかけて一生を終えてはいけません。本当なら東京が、そういう幸せを作れる場所でなければいけないはずでしょ?一応日本を引っ張ってるんだから。

 

ふと、地元で幸せにゆっくり暮らしている人を見ると考えてしまいます。俺は東京で何をやっているんだ。みんなの目を気にしながら、数字をおいかけ、キシキシやっています。毎日毎日。たとえ満員電車にのっていなくても、東京は満員電車ですよ。ここにいるだけで満員電車に載っているのと同じ。「都会で金をまいて満員電車にのらない生活でーす^^V」なんて言ってるやつよ。そこが満員電車や!満員都市なんや!。お前の立っているところがな。

 

僕は常々、「豊か」と「便利」は違うと考えています。東京は「便利」ですが「豊か」ではない。そう思います。そして「便利」は金で買えますが「豊か」は金で買えない。「便利」は時間を短縮するもの、「豊か」は時間をかけられること。全く逆の考えかただと思います。これからの時代は金で買えないものが価値を持っていく、というか、そういう本当のことを再認識しなければならないなぁ。そう感じている毎日です。いつの日か「便利」と「豊か」を両立できるように、2019年ダラダラ頑張っていきます。