代々木ではたらく

これからの働き方を考える

将来の夢に就く、

 

将来の夢はなんですか?

 

もう充分に大人で、今さら夢とか考える状態じゃないかもしれない。小さい頃の夢、なんだったろうか?、中学の時は?高校の時は?どうやって選んでいた?自分が得意なこと、好きなこと、親や先生のすすめ?その夢は実現しただろうか?今もまだ、夢に向かう途中?もう忘れたっていいのに、まだそれを考えている、いつか目の前に現れるんじゃないかって。

 僕にもいろいろな夢があった。小学校の文集、中学校の文集でそれを書いていた。今でもよく覚えている。先生と残って一緒に添削したこと。いい夢だねと言ってもらえたこと。毎年、全然違う夢だった。高校1年生のときの夢がわりと今も目指しているものに近い。

 

夢の決め方

自分の夢を話してくれたその人は医療関係の仕事につきたいと言った。誰かの役に立ちたい、病気をなおしたい。それが理由ではなかった。家族の事情でお金が必要だから、親に勧められた。それが理由だった。本当は別の夢があった。不安定な職業だけど、凄くやりたいと、とても悩んでいた。自分で自分の夢を決めることはそんなに難しいことなのだろうか。

 

誰の人生か?

誰のために働くのか?何のために働くのか?親のために働くのだろうか?やってみたいことを諦め、親の希望通りの職に就いて満足するのは親だけだ。やりたくない仕事を一生つづけるのだろうか?辛い話だが親は先に死ぬ。その後、残された自分はその仕事でベテランになっているかもしれない。ただ、その仕事をする意味はどこにもなくなってしまう。仕事の目的である親はもういない。この世界の主人公は自分なのだから、自分が最後まで全うしてよかったと思える仕事を目指すべきだ。誰かのために働くのではない、まず自分のために働き、その仕事の中で誰かを幸せにする、そういう順番だ。

 

好きな仕事でOK

「 好きなことを仕事にできたらいいよね、でもそんなの夢のまた夢、現実を見ろよ」「食えない仕事なんて職業じゃない」なんて、聞こえてきそうだけど、誰がそんなこと決めたのか(純粋に教えてほしい。そいつの前まで行って子供の頃の夢を聞いて、これこれこうしたらできるよ、まずこれからやれ。って言ってやる、どこで諦めやがったのかも聞いてやる)逆に好きでもない仕事について、どんな成果があがるのだろうか。だらだら仕事したり、ミスも気にしない。早く帰りたい。誰がそんな人に仕事を頼みたいと思うだろうか。好きなこと、得意なことに向かっている時間はとても充実し、仕事の目的と自分の目的が一致する。自然と質は高まり自然と結果はついてくる。自分の好きなこと得意なことを突き詰め、ガンガン進んでいく。そういう人は今なかなかいない。いないということは貴重な存在であり、当然対価も高く支払われる(保護者の方ご安心下さい)。

「好きなことやるなんて仕事ナメ過ぎ」なんて声を聞いている場合ではない。嫌なことを耐えることが仕事なんて誰が言ったのか?(純粋に教えてほしい)仕事は成果を上げることただそれだけだ。「好き」という能力はそれを強力に助けてくれる。