「やる気だけはあります」とリアルに聞くと笑顔になってしまう。
ググれば何でも知ることができる時代は、終わってしまったのだろうか。
今はスマホの時代。
若者たちはみんな小さいパソコンをもっていて、しかも常にネットワークにつながっている。とてもいい時代だ。デスクトップPCや、ノートPCを持たなくてもいい。実際スマホしかもっていない人も多いと思う。
すごく便利なのに、ググることをしなくなっている。
アプリを立ち上げ、そこに流れる情報をただただ消費していく。
何も生んでいない。
自分から調べたりすることなく、もらって終わり。
良くて写真を投稿するくらいだろうか。
チャンネルの多いちょっと双方向のテレビみたいなものだ。
より都合のよい情報だけを流し見て、自ら動くことは無い。
スマホは受けとる機械だ。
先の「やる気だけはあります」という人もおそらくスマホしか持っていないのではないだろうか。「弊社に入るには、これとこれをやってください」と具体的に話すと、「それはちょっと、、」という反応だった。
本当に「やる気」だけなんだ。やろうとはしない。
もらって終わりの機械に時間を費やしすぎてはいないだろうか?