代々木ではたらく

これからの働き方を考える

SNS地獄、

気づいたら無駄なことが、面白すぎてやめられない地獄にはまっております。僕のツイッター表示時間を調べたら大変なことになっているでしょう。パソコンやスマートフォンは、時間を節約する道具ではなかったのでしょうか?僕にとってはいくらでも時間を奪っていく道具となっております。フェイスブックとかインスタグラムとか、自分には全く関係ないことがどうしようもなく気になってしまいます。芸能人のスキャンダルとか、自己防衛おじさんとかそんな公のレベルでなくても、身近な人や友達の動向でさえ、本当は自分にとってそれほど意味がないことを薄々気づいていながら、今日も長時間をSNSに投下しています。

よく言われることですが、食べたものとか、かわいいペット、子どもの成長とか、そんな個人的な出来事はやはり個人的な範囲でしか意味を持ちません。半径が狭ければ狭いほど発信者にとっての意味と、受け手にとっての意味の価値が全く違います。発信者にとってとても意味のあることも、受け手にとどく時には全く意味を失っていることは多々あるのです。

まとめサイトも同じです。ネットでは面白いことが毎日おこります。だれかが面白いことを発見します。天才だと思います。それをまとめて、美味しいところだけ見ることができる。新しいトピック、驚愕の事実、朗報、悲報。一瞬、新しい知識が増えたように錯覚しますが、そのほとんどが自分には全く関係がないし、知らなくても生きていける情報です。むしろそんな訳の分からない知識を頭に入れたことで、他の本当に大切なことを知るチャンスを失っているかもしれません。それに気づくことができません。

SNSにずっと入り浸っていると、そんな菓子パンみたいな中身スカスカな情報でお腹いっぱいになってしまいます。ただ、それが何とも面白いのです。