道に迷ったら、どうするだろうか?
そんなこと考える間もなく、スマホでマップを開くはずだ。
もう道に迷ったなんて概念がなくなっているだろう。
日々いろいろな困難にぶつかり、悩み、迷ってしまう。
人生に地図なんて無いし、誰も道を教えてくれない。
そう思ってしまうこともあるだろう。
人生には、これから先の道が書いてある地図は無いけど、
これまでの道が書いてある地図はある。
それを開いて、もう一度見直してみるのもいいかもしれない。
今まで、通って来た道が記されているだろう。
目指すべき方向がはぼんやり見えてくる。
もしかしたら、昔に描いて忘れていた、
向かうべきポイントが描いてあるかもしれない。
曖昧だけど宝箱の場所が赤い「×」で記してあったり、
いつか行ってみたかった宿屋、迂回すべき森、
仲間が集まっていそうな酒場が見つかるかもしれない。
そんな自分だけの地図が、
誰にでもオートセーブされている。
行こう!、